2014年5月20日火曜日

メキシコの博物館・美術館

今回はメキシコの博物館・美術館について。

メキシコには数えきれないくらい博物館・美術館があります!そしてどれも凄く面白い
もちろん私はこっちでは外国人だから余計に面白く見えるのかもしれないけど、
メキシコ人も頻繁に博物館・美術館に行ってるというイメージがあります。

まず、学生はほとんどの博物館では学生証をみせれば平日・土日関係なく無料で入れます。
そして日曜日は誰でも無料です。
だから日曜日はどの博物館も家族連れや、友達同士、恋人同士でいっぱいです。


メキシコの小学校・中学校は美術館に行って絵の詳細を書くとか、絵描きさんのことについて調べてくるという宿題がいっぱいあるみたいで、小学生がノートを持って一生懸命日曜日に博・美術館に家族で行って宿題をするという光景をよくみます。私が小さいときはそんな宿題はほとんどなかったような…。

こっちの人はアートに対する意識が日本人よりも平均的に高い感じがします。(あくまで私目線ですが)
私は、アートには疎いので理解するのが難しいオブジェとかも結構あります。笑


この下の絵はメキシコのビールで有名なコロナだったかな?そのポスターで昔使われた絵です。
メキシコっぽくて凄くかわいいのでお気に入りの一枚です。^^
メキシコでは超有名な絵だそうです。



コロナの写真おまけ




この下の写真は美術館です。Museo soumayaといって、あの世界一お金持ちのカルロス・スリムが自分の財産で集めたコレクションを置いてる博物館です。毎日無料で入れます!
ここは面白くておすすめ!







毎月最後の週の水曜日はNoche de Museoといって、夜美術館が解放される日があります。
コンサートが開かれたり、劇があったり、それぞれの美術館で独自のイベントが開催されます。
メキシコの博物館・美術館はどれも工夫されてて面白くないですか?^^







 日本ではそんなに美術館・博物館には興味がなかったけど、メキシコにきて
よく行くようになりました!私が感じたことは、メキシコは国をあげてアートに力をいれてるなと!
入場料無料にしたり、イベントがあったり、広告もいたるところに貼ってあります!



公園で売ってる絵たち。


メキシコの美術館・博物館そしてアートは本当に面白くておススメです!!^^

いまだにどんなこと書けばいいか分からないけど、こんな感じで今回は終わります!













2014年5月8日木曜日

メキシコシティ

今回は首都であるメキシコシティについて。

日本語ではメキシコシティという呼び名で呼んでいますが、こちらでは D.F(デーエフェ)と呼んでいます。Distrito Federalという連邦区です。
世界第9位の都市であり、ラテンアメリカ経済の中心地のひとつです。


メキシコシティ
人口: 885.1万人 Instituto Nacional de Estadistica y Geografia(アメリカ合衆国国勢調査局)
面積: 1485Km²

東京都
人口: 1323万人 2013年
面積: 2188Km²


人口密度は日本の方がほんの少し高いくらいで、ほとんどかわりません。
メキシコシティも人は多いし、大都市だなと思うけれど、こっちにきて、やっぱり東京は大きい!と改めて実感しました。








この地図はメキシコシティの16の行政区を区切った地図です。


  1. アルバロ・オブレゴン(Álvaro Obregón)
  2. アスカポツァルコ(Azcapotzalco)
  3. ベニート・フアレス(Benito Juárez)
  4. コヨアカン(Coyoacán)
  5. クアヒマルパ(Cuajimalpa)
  6. クアウテモク (Cuauhtémoc)
  7. グスタボ・A・マデロ(Gustavo A. Madero)
  8. イスタカルコ(Iztacalco)
  9. イスタパラパ(Iztapalapa)
  10. マグダレーナ・コントレーラス(Magdalena Contreras)
  11. ミゲル・イダルゴ(Miguel Hidalgo)
  12. ミルパ・アルタ(Milpa Alta)
  13. トラウアック(Tláhuac)
  14. トラルパン(Tlalpan)
  15. ベヌスティアーノ・カランサ(Venustiano Carranza)
  16. ソチミルコ(Xochimilco)

私が住んでいる地区は4のコヨアカンで、中南米で有名な大学UNAMも4のコヨアカン地区にあります。メキシコの歴史地区であるソカロは6のクアテモックに位置していて、大企業の多くは3のベニートフアレス、6のクアテモック、11のミゲルイダルゴにあります。
観光地として訪問する場所・ホテルもだいたいがこの3つ4つの地区内にあります。


こっちの写真の方が分かりやすいかもしれないです…。




実はメキシコにきてもうすぐで9ヶ月がたちますが、メキシコシティ内では、この3、4か所しか行ったことがありません。
他の地区はメキシコ人でさえほとんど行くことがなく、中心部に働きにきてる人の住居があるくらいです。見るところもなく、危険な場所もあります。

メキシコは本当にお金持ちから貧困層まで目ではっきりとみることができるし、住んでるColoniaや
行政区によって、だいたいどれくらいの階層なのかわかります。
あまりどこに住んでるかは聞かない方がいいと一度メキシコ人の友達にも言われました。

メキシコにくる外国人もだいたいある地域にまとまってるという印象です。

メキシコは格差が大きい国のひとつといわれてますが、本当にその通りだと思います。
そしてリッチな人はものすごくリッチです。
家の大きさは異常だし車も一人一台(お金もちはだいたい車しか使ってません)、日本人のお金もちとは、くらべものにならないくらいリッチです。

反対に貧困層は、家にインターネットがない、携帯は昔使っていたような一台8000円未満の携帯でチャージ式、アパートに何家族も住んでて、子供は日中学校に行かずに働いているというような家庭です。



メキシコにきて、日本で生まれて、教育を受けられて、ある程度いい環境で育ってこれて、
恵まれた環境の元に生まれたなと改めて思うようになりました…。






今回はこのへんにして、また次の機会にメキシコの階層について書いてみたいと思います。