日本語ではメキシコシティという呼び名で呼んでいますが、こちらでは D.F(デーエフェ)と呼んでいます。Distrito Federalという連邦区です。
世界第9位の都市であり、ラテンアメリカ経済の中心地のひとつです。
メキシコシティ
人口: 885.1万人 Instituto Nacional de Estadistica y Geografia(アメリカ合衆国国勢調査局)
面積: 1485Km²
東京都
人口: 1323万人 2013年
面積: 2188Km²
人口密度は日本の方がほんの少し高いくらいで、ほとんどかわりません。
メキシコシティも人は多いし、大都市だなと思うけれど、こっちにきて、やっぱり東京は大きい!と改めて実感しました。
この地図はメキシコシティの16の行政区を区切った地図です。
- アルバロ・オブレゴン(Álvaro Obregón)
- アスカポツァルコ(Azcapotzalco)
- ベニート・フアレス(Benito Juárez)
- コヨアカン(Coyoacán)
- クアヒマルパ(Cuajimalpa)
- クアウテモク (Cuauhtémoc)
- グスタボ・A・マデロ(Gustavo A. Madero)
- イスタカルコ(Iztacalco)
- イスタパラパ(Iztapalapa)
- マグダレーナ・コントレーラス(Magdalena Contreras)
- ミゲル・イダルゴ(Miguel Hidalgo)
- ミルパ・アルタ(Milpa Alta)
- トラウアック(Tláhuac)
- トラルパン(Tlalpan)
- ベヌスティアーノ・カランサ(Venustiano Carranza)
- ソチミルコ(Xochimilco)
私が住んでいる地区は4のコヨアカンで、中南米で有名な大学UNAMも4のコヨアカン地区にあります。メキシコの歴史地区であるソカロは6のクアテモックに位置していて、大企業の多くは3のベニートフアレス、6のクアテモック、11のミゲルイダルゴにあります。
実はメキシコにきてもうすぐで9ヶ月がたちますが、メキシコシティ内では、この3、4か所しか行ったことがありません。
他の地区はメキシコ人でさえほとんど行くことがなく、中心部に働きにきてる人の住居があるくらいです。見るところもなく、危険な場所もあります。
メキシコは本当にお金持ちから貧困層まで目ではっきりとみることができるし、住んでるColoniaや
行政区によって、だいたいどれくらいの階層なのかわかります。
あまりどこに住んでるかは聞かない方がいいと一度メキシコ人の友達にも言われました。
メキシコにくる外国人もだいたいある地域にまとまってるという印象です。
メキシコは格差が大きい国のひとつといわれてますが、本当にその通りだと思います。
そしてリッチな人はものすごくリッチです。
家の大きさは異常だし車も一人一台(お金もちはだいたい車しか使ってません)、日本人のお金もちとは、くらべものにならないくらいリッチです。
反対に貧困層は、家にインターネットがない、携帯は昔使っていたような一台8000円未満の携帯でチャージ式、アパートに何家族も住んでて、子供は日中学校に行かずに働いているというような家庭です。
メキシコにきて、日本で生まれて、教育を受けられて、ある程度いい環境で育ってこれて、
恵まれた環境の元に生まれたなと改めて思うようになりました…。
今回はこのへんにして、また次の機会にメキシコの階層について書いてみたいと思います。
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